社員座談会
井上運輸機工で働く社員3名に、彼らのリアルな想いや経験、実際に入社して感じたことなど幅広いテーマについて語ってもらいました。勤め続ける理由と、彼らが日々の業務で直面するチャレンジや成功についてのエピソードをお届けします。
メンバープロフィール
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津山出身。20代前半で入社し、現在15年目。とにかく車とトラックが大好きでトラックドライバーが天職。
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鳥取出身。 30代で入社し、持ち前の明るさと根性で、女性少なめの平ボディドライバーに。
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広島出身。ドライバーとして入社後、器用さと人間性を評価され、現在は裏方の業務サポート側に。
井上運輸機工への
入社動機
まずは、井上運輸機工へ入社した
動機を教えてください。
- 真木さん
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就職活動中の当時もドライバーの求人はたくさんありましたね。今と少し違うのは経験者向けの求人ばかりでした。免許がなくても受けられるところはほとんどなかったので、免許は自分で大型とけん引をとりに行きました。
僕は平ボディに乗りたかったので、平ボディの求人を探していたんですが未経験不可のところが多かったです。大手は未経験の募集もありましたが、書類選考で落とされましたね。
そんな中で今の会社に出会い、未経験でもいいよとのことで入社を決めました。
- 野口さん
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私の時も求人は多かったですが、まずは免許がないと話にならなかったですね。大型とけん引の免許は自分でとりました。
どうしても平ボディに乗りたかったのですが、当時は世の中に平ボディの女性ドライバーは少なく、未経験の女性だと条件的にかなり厳しい感じでした。
何社か問い合わせた結果、今の会社にたどり着き、「できるかできないかは、やってみないとわからないんだから、とりあえずやってみよう」と良い返事をもらいました。
- 橋澤さん
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僕の時は未経験OKや免許無しOKのところはそれなりにあった印象ですね。
何社か事前に問い合わせたことがありますが、少し歯切れが悪かったり、求人内容と違うことを言われたりと、あまりいい印象じゃないところが多かったですね。
うちの会社に電話した時は、ちょうど社長が対応してくれて、応えづらいような質問にもハッキリと返事をしてくれたので信用できるかなと思いました。
仕事の
やりがいについて
あなたが入社してから感じた仕事の
やりがいについて教えてください
- 真木さん
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仕事をしていて達成感を感じるのは、狙い通りに荷物が積めたときですね。簡単な時はいいのですが品数が多くなると、どの順番でどうやって積むかを考えないといけません。しかも積んだ後は荷物が動かないように縛らないといけませんので、何を使ってどこをどう縛るかも考えないといけないので結構大変です。
全ての荷物が狙い通りに積めた時は、難しいパズルを解いた時のような気持ちよさがあります。
- 野口さん
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色々な荷物を積めるのが楽しいですね。毎日同じものを積むわけではないので飽きません。機械物はパッと見で何をする機械なのか分からないものが多く、使い方を聞いたりするのも楽しいです。
そしてなんと言っても、荷物を積んだ後の自分のトラックを眺めるのが好きです。
- 橋澤さん
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運転が好きなので、ドライバーの頃はいろんな場所に行けて楽しかったです。
今は裏方で輸送の打ち合わせや、車両の管理などをしています。ドライバーの頃は自分のトラックのことだけでしたが、今は様々な車両に携わっています。
とにかく乗り物が大好きなので、かなり特殊な車両に触れ合えるのは楽しくて仕方ないですね。
今まで経験した“壁”と、
それを乗り越えた方法
仕事の中で味わった“壁”とそれを
どう乗り越えたか教えてください
- 真木さん
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僕はやっぱり道ですかね。いろんなところに行くのですが、土地勘のない場所だと大変でした。特に進入禁止や高さ制限など、乗用車よりも気にしないといけないことが多いですし、間違えたら大変です。
今は道もかなり覚えましたし、スマホですぐに調べることもできるので困ることは減りました。
- 野口さん
- 私の場合は力仕事ですね。荷物を縛る道具や、荷物にかけるシートはかなり重いので持ち上げるのに一苦労します。力任せにしても持ち上がらないので、コツをつかんだり知恵を使って対応しています。ヤバい時はありましたが、どうにもならなかったことは無いですね。
- 橋澤さん
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この仕事にだけに関したことでは無いですが、やっぱり怪我です。
僕の場合は、入社して間もないころに怪我をしました。今考えれば怪我をして当然な行動なんですけど、入りたての頃は何をどうしていいか分からず、一人で焦っていたら怪我をしてしまいました。
それからは、きちんと作業内容と周囲の確認を徹底しています。仲間を頼れば怪我をするような状況ではなかったので、一人で焦ってしまったのが事故の原因ですね。
職場の雰囲気や、
働く場としての魅力
井上運輸機工はどんな会社で
どんな雰囲気ですか?
- 真木さん
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よその会社に比べて、かなり余裕を持った運行計画だと思います。
他社のドライバーさんと同じ現場になることも多々ありますが、その後の予定を聞かれて「これで終わりなんで家に帰ります」と答えると、「えっ!もう家帰れるん?」みたいな会話は良くします。
仕事量に余裕があるので、みんな余裕がある感じで、ピリピリした雰囲気は感じません。
- 野口さん
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楽しい人たちばかりですね。ドライバー仲間はもちろんですが、クレーンオペさんや事務所の人とも良くしゃべります。部署が違ってもみんな仲間って感じですね。
一緒に仕事する時間が長いと、人間関係がたいへんです。ドライバーは仕事中は一人なので、良い距離感でコミュニケーションをとれますね。
- 橋澤さん
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かなり社員のことを気にかけてくれますね。コマ使いのような使われ方はしません。
入社前に思っていた運送屋のイメージとは、良い意味で全然違いました。
僕がドライバーから転身したのは、社長に「君はドライバーとして何の問題もないけど、それじゃ君の本来の能力がもったいない」と言われたからです。最初は少し悩みましたが、僕の将来のことまで考えた上での言葉だったので、悪い話ではないなと思いました。
今現在は、自分では思いもしなかった「自分にしかできない仕事」をやっている感じがしますね。
現在就職活動を
行っている皆さんへ
最後に、就職活動を行っている
皆さんにメッセージをお願いします
- 真木さん
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忙しすぎたり、騒がしかったりが嫌な人、ゆとりを持って仕事したい人にはおすすめです。
大きな車の運転は気を使うことが多いですが、毎日乗っていればすぐに慣れます。
運転しやすく設計されているので、慣れてしまえば普通車より楽だったりもします。
- 野口さん
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できるかできないかは、やってみないと分かりません。
やってみたいこと、興味があることは、兎にも角にもやってみてください。
全力でやれば、思ったよりも何とかなるものです!
- 橋澤さん
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自分の頭の中だけで悩んでいても、良い答えはでないと思います。悩んでいるということは情報が足りてないということなので、色々調べたり、聞いたりするのがいいと思います。
ある程度情報が溜まれば、すでに答えは見えてきているはずです。
それでもあと一歩踏み出す勇気がない場合は、誰かに背中を押してもらうのもいいと思います。